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宿命の魔鏡、クリアしたよ

先週、3DSキャッスルヴァニアこと『宿命の魔鏡』を、やっとこさクリアした。最近夜も暖かくなってきたので、帰りはバス通勤でなく徒歩帰宅してるのだが、徒歩中にプレイしていたらクライマックスを迎えてしまい、気づいたら自宅前で棒立ちになってクリアしてた。

で、編集長も追って先週末のうちにクリアしたので、クリア後の感想や考察を、ふたりでいろいろしてみた。致命的なネタバレとかは特にないと思うので、適当にこっそりと読めばいい。

 

自分のクリア達成率は84%くらいで、編集長は2周目で100%のパーフェクト達成して、残り1つ未解除のごほうびムービーを見られたそうだが、ED映像直後の続きっぽい内容だったそうで。「その後ベルモンド家は~しましたとさ」的な後日談ではないのか……。

 

 

(操作関係の話)

アイテム回収の難所のコツは、たとえば2段ジャンプしたのちにLボタンでダッシュ移動して目的地へ着地や、落下先にアイテムがある場合は落下→アイテムゲットからのジャンプ移動、などのちょっとした移動コマンドが要点だったらしい。壁をはさんだ隣の宝箱が見えるだけに、そこへ移動できなかったのが今さらながら悔しい。

 

キャラが下へ落ちるとHP大ダメージや下手したら死ぬのが、すっごく高度な『スペランカー』っぽいって話にもなった。スペランカーは一見死なないだろー的高低差でも死んじゃうけど、『宿命の魔鏡』も、ある程度の高低差を見込んで落ちてうっかり死んだりするのは、スペランカーにも共通する。要は高さの問題でなく、プレイヤー側の甘く見つもりすぎた高低差認識が問題だった。

 

スキルアップごとに解除されるムチ技コンボは、間合いと発動タイミングを絶妙に測らないとうまく決まらないのが多いわりには、べつにコンボ関係なく攻撃は入るのがアクション不慣れ者にはありがたい雑味。たぶんLボタンカウンターのバレットタイム時の間に決めろ! とか、発動場面が限られてるのかも? YorXボタン長押しが、いちばん簡単に決まって攻撃力も高いのでオススメ。

 

攻撃や探索、トリック解読パズル要素はともかく、移動がよかったねー、という意見が一致した。何だかんだとクリアするまで遊べたのは、ワイヤーアクションやトロッコ移動などのアスレチックがしたかったのではないか。3DSキャッスルヴァニアは、超美麗2Dグラフィックのアスレチックゲーだった。

そういえば幼少時代、アスレチックで何が一番楽しかったかなーと思い出してたら、滑車でシャーッと滑るターザンロープが特に好きで、あれに近いモードがあったら完璧だったのになーとも考えたけど、近所でアスレチックを探して実行するほうがむしろ実用的だし、いい運動になるのではないだろうか。

 

 

(ストーリー関係の話)

人間関係の相関についてはネタバレに若干通じてしまうので、できるだけ回避しつつだけど、サブタイトルの『宿命(さだめ)の魔鏡(まきょう)』、本作のストーリーをうまく表現してるなと感心した。父と子の悲しい宿命は避けられぬ合わせ鏡なの……とか言ってるのかしら。

第2章のラストにチラッと出てくるトイ・メーカーのおっさんは、続編フラグっぽいけどどうなんだろう。あと主人公に倒されては何度もよみがえるデーモンロード(「獅子顔キメラ」と勝手に呼んでた)は、そろそろ永眠させたげたらいいのでは……と、ちょっと不憫な存在だった。まあキメラポジションだしなぁ。

 

あと、英語発音だとシモンは「サイモン」だと初めて知ったところで、ふと『ツインビー』シリーズのシナモン博士の存在が過ぎるが、そういやシナモン博士も冷凍睡眠で100年の眠りにつくんだっけ……あっ!?

 

 

……ひとまず、こんな感じでまとめてみたが、あとで編集長チェックが必要かもしれない。

編集長とは、普段やってるゲームのジャンルがかなり対極的なので、進行中のゲームがカブる機会がそうそうないんだけど、『宿命の魔鏡』を通じて近作ゲームについて共通の話ができたのは、なんだか久しぶりだし、まあ楽しかった。

 

ところで本作で自分を悩ませていた、アルファベット表記しかできないメモ機能について「編集長はメモになんて書いてたの?」と尋ねたら、赤い光線が出て通れない場所は「RED LIGHT」など、ちゃんと英語で書いていたらしい……えらい! えいご漬けえらい!(褒めてるつもり)