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ゲームサイド編集部の何か

救急車に運ばれたのがFPSぽかった話

先日、道を歩いてたら思いっきり転倒して大怪我を負って、救急車で搬送された。
鼻を骨折したり顔を負傷した以外は特に大事に至らなかったのが幸いだったが、人生3度目の救急車搬送(一度目は幼少時代に近所の犬に襲われて、二度目は学習机のフタに指をはさまれて)はまるでFPS視点そのものだなーと、担架で救急車に乗せられて救急診療室で応急手当てを受けて点滴打たれてベッドへ横になるまで、ぼんやりとした意識ながら感じていた。あと救急車って、受け入れられる病院の空き状況の確認作業があるから、乗せられて即病院へ搬送できるわけでないのだなーと。

転倒して顔から血がドバドバとあふれた瞬間、よくあるただの転倒でないと確信して、現実に起こったことがまったく信じられなくて気が動転しかけたが、今やってる『ウルフェンシュタイン ザ・ニューオーダー』でたびたび出てくる「4つ数える、息を吸う。4つ数える、息を吐く」というフレーズをなぜかとっさに思い出し、とにかく呼吸だけでもしっかりせねば、と深呼吸しながら、まずは自宅へ自力で帰ったのだった。
FPSで瀕死になるとプレイヤーがゼーハーゼーハーと呼吸を整えて体力回復させるけど、まさにあんな感じで、呼吸を忘れるとかえって苦しくなるし痛みが出るので、やっぱり呼吸は大事だなーと強く実感した。のちの鼻骨折手術で鼻の両穴にガーゼ棒を一週間刺していたときも、鼻呼吸がほとんどできず口呼吸のみで過ごして日常生活が大変苦しかった(睡眠時に喉が乾燥して張り付く)ので、なおさらだった。普段から口呼吸気味の人は今すぐ治すべきだ。

現実で瀕死の大怪我になっててもゲーム感覚を忘れられないのはさすがにどうかと思われそうだが、どんなときでもこうして思考を変えていかないと、つらい現実や局地を乗り切れないような気がしている。今までも割とそうしてきたのが、少しは(気持ちの問題上で)役に立ってくれたのかも。

怪我の治療などもまだまだ続きそうで、早く鼻ギプスが取れてメガネかけられないかなーウルフェンの続きがやりてーよー(メガネがないとHD画面の文字が見えない)。こちらからは以上です。